こういったところでも不況対策なのか・・・。JR北陸線用新カラー車両登場。

北陸中日新聞2月9日朝刊より。新型と新カラーと旧型の車両が松任駅にそろい踏みした記事が載ってました。
ここは北陸本線の整備基地、松任車両(正:JR西日本金沢総合車両所松任本所)が有るため、また記事には試運転の文字が書かれていると有るためその入れ替え作業中だったのでは無いだろうかと思われる。

VDSLとは。マンションタイプは速度が遅くなる?

よくNTTフレッツ光のマンションタイプで使われるVDSL回線。しかし使っている人は勘違いをしている様子だ。よく耳にする内容としては「マンションだから1回線の速度はマンション全部で共有しているから遅いんだろ!」と言う物。
これは半分が正解、半分は間違いである。マンション・VDSLタイプは光ファイバーONU経由ではあるがほぼそのままの速度をVDSL集合装置に入れて分岐する。そこから各部屋までメタル線(電話回線等)でつなぎ宅内VDSLモデムでLANに変換する。
NTT西日本で提供されているBフレッツマンションタイプの場合、光回線区間が100Mbpsになる。それをそのまま分岐しているので各部屋で大量に通信していれば速度遅延につながる。ただし、宅内VDSLモデムがVH-100シリーズで有ればの話だ。
VDSLモデムは型番によってVDSLのリンク速度が異なる。シリーズとしてVH-50、VH-70、VH-100と3タイプ有る。この数字が文字通りVDSL区間の最大リンク速度になる。VH-50は文字通り50Mbpsになる。
大体Bフレッツの場合は装置がバラバラなので実際に使っている人しか端末がわからない。しかし端末を見れば最高速度がわかるというわけ。VH-50を使っていれば最大速度が50Mbpsなので光は100Mbpsなので1回線で回線全部を使い切る事はできないため遅くなることはあまりない。(2012/05/19注意追記:ここ最近宅内設置のVDSLモデム端末がVH-100及びその同類が設置されている模様。しかし大元の集合VDSLはそうとは限らない状況が発生しているようなので、確実に速度を知りたい場合は大元の装置を確かめる必要がありますので注意してください。)
これはBフレッツファミリー100の回線でも同じなのだ。光回線を途中で分岐して使っているためである。しかしこっちの方はPCまで100Mbpsが出るので回線を占有されると他の回線は速度が出なくなる。
話戻って、光プレミアムマンション・光ネクスト両サービスのVDSLタイプはどうなのか?答えは(使用回線が故障しない限り)遅くならない。理由はVDSL集合装置まで1Gbpsの回線がつながっているためである。簡単に書くと以下の通り。
〜〜光ファイバー1Gbps〜〜〜GE-PON-ONU==LAN1Gbps==VDSL集合装置〜〜〜VDSL(最大100Mbps)〜〜〜宅内VDSL==LAN100Mbps==CTUネクストの場合はこいつは無し)==LAN100Mbps==PC等通信機器へ
VDSL集合装置まで1Gbpsで、その先はHUBみたいに分岐し各部屋まで100Mbpsでつながる。あとはCTU(加入者網終端装置)自体が100Mbpsポートしかないためそこで制限を受ける。(光ネクストはCTUが無いためVDSLモデム直結)そのため1回線が100Mbps全部使っても光回線自体900Mbpsが単純計算余っていると言うことになる。
常時100Mbps出ていてもPC自体が悲鳴をあげるし、プレミアム自体ひかり電話等のQoSに対応しているので普通に使っていても速度に関しては遅いと感じることはない。(故障していなければという言葉はつくが)

よくマンションタイプはみんな使っているから速度が遅いと書き込んでいる知ったかぶりがいますが、契約や環境によって全然該当しませんので良く注意しましょう。
最後に簡単ですが他人の回線使用率が影響されにくいマンションタイプについて書き記します。
フレッツ光プレミアムマンション全シリーズ(NTT西日本VDSL、LAN配線、光配線)
Bフレッツハイパーマンション全シリーズ(NTT東日本VDSL、LAN配線、光配線)
フレッツ光ネクストマンションタイプ全シリーズ(VDSL、LAN配線、光配線)
下はホテル用VDSL端末。長距離仕様のためか上りが35Mbps程度。
http://flets-w.com/solution/kiki_info/product/hotel/vh100/
http://flets-w.com/solution/kiki_info/product/hotel/vh100/spec.php

http://flets-w.com/bflets/omoushikomi_goriyou/setsuzokukiki/vh-100vr-n.html