HGWの設定

まず、HGW側に子機として使えるよう設定をします。なお、画面は現在使っているPR-400KIですが、ほとんどのHGWと画面構成はかわりません。

PCよりHGWへアクセス。標準設定であれば http://192.168.1.1/ 又は http://ntt.setup/ でログインできます。ログインのユーザー名はuser、パスワードは自分で決めた物か0000、user、adminのどれか。
ログインできたら「電話設定」→「内線設定」を選び、以下のような画面を表示する。

画面の中にある「端末属性」は電話機の種類を指している。内線1番と2番にある「アナログ端末(電話機1)」と「アナログ端末(電話機2)」は当たり前ではあるが、HGWの背後にあるアナログポートを指している。
内線3番〜7番はIP通信端末用の設定項目になる。通常は3番や4番を選べばいい。なお、7番のIPphone5の音声専用端末は私の部屋に設置してある電話機「KX-UT123」です。

SIP電話機 KX-UT123N

SIP電話機 KX-UT123N

今回は内線3番に設定するのでその項目「IPphone1」の項目一番右にある「編集」をクリックする。

次の画面に変わると以下の通りになる。

我が家は番号が3つあるので左下の電話番号のところに3つ並んで書かれている。
まずパスワードを決める。デフォルトで入っている場合があるのでそれをメモするか、自分がわかりやすいパスワードを決めてもOK。内線番号とユーザIDを覚えておく。
次に該当の内線端末の発着信条件を決める。1番号しかなければ通常は触る必要は無い。(というか選択肢が無い)発信する時に通知する番号と着信できる番号を選ぶ。

終わったら「設定」ボタンを押下する。
次にスマホの設定になる。

Android端末をひかり電話子機にする。

Android2.3以降のバージョンには標準でIP電話端末としてのシステムが組み込まれている。ここではそれを使って案内する。また今回の説明はNTTdocomoのXperia acro HD SO-03D(Android4.0.4)の操作方法ですが、ほとんど似ていますので応用してください。

まず「設定」画面を出す。

「通話設定」を選ぶと下記のような画面がでる。

画面が変わると「SIPアカウントの詳細」の画面が出るか「インターネット通話の設定」の画面がでる。「インターネット通話の設定」が出た場合右上の「アカウントを追加」をタップする。
SIPアカウントの詳細」の画面が出たら必要な項目を入力する。今回は内線4番として設定する。「ユーザー名」と「パスワード」、「サーバー(標準は192.168.1.1)」を入力する。

念のために「オプション設定」をタップし「認証ユーザー名」のところに「0004」と入力する。
全て入れたら右上にある保存をタップする。

⇒動作確認へ。

iPhoneやiPod touchをひかり電話子機にする。

iOS端末にはIP電話のシステムが入っていないようなので別途準備する必要がある。今回使うのはNTT西日本でも紹介されている「AGEphone」を使う。
App Store「AGEphone」

アプリをインストールしたら開いて右したの設定をタップする。設定画面の詳細をタップする。

詳細をタップし、「プライマリSIPアカウント」をタップ。

「ユーザID」と「認証ID」、「パスワード」と「ドメイン」を入力する。なお今回は内線3番として設定する。終わったら左上の設定をタップして戻る。

⇒動作確認へ。

ひかり電話の動作確認

端末の設定が終わり、レジスター信号がスマホ端末からHGWへ送信でき、通信確認ができるようになればひかり電話の子機として使えます。

HGWの画面でスマホ端末からレジストリが上がってきて登録できれば以下の通りになる。

設定完了したAndroid端末で番号入力後、発信をタップすると以下の通りの選択肢が出てくる。「インターネット通話」を選ぶとひかり電話として発信できる。

iOSの場合はAGEphoneより発信となる。以下の通り「ダイヤルできます」と出ていたらひかり電話での発着信OKということです。

お試しあれ。