皆さんなにげに使っているネットワーク・・・まもなく拡張性が無くなる。

今みなさんが何気なく使っているネットワーク。それにつながっている機器には必ずIPアドレスがついています。基本的に今のIPアドレスの割り当ては1契約につき1つのグローバルIPアドレスが与えられています。(一部ケーブルテレビなどは除く)このグローバルIPがここ数年のネットワークの急成長によって足りなくなってきました。特にここ数年はアジアなどでネットワークが急成長により一気になくなってきました。
IPv4は基本的に約60億個のアドレスがありますが、グローバルIPは約43億個しか有りません。このままでは3年後の2010年(平成22年)には無くなると予想されています。
このアドレス不足を回避するために設定されたIPアドレスが「IPv6(Internet Protocol Version 6)」です。IPv4は約60億個(4.3 × 10の9乗)しか無いのに対しIPv6は数え切れないくらい(3.4 × 10の38乗)のアドレスがあります。ただ現状IPv6のサービスを行っているところはあまりなくISPではOCN等、通信回線業者ではNTT西のBフレッツシリーズの最上級、フレッツ光プレミアムシリーズである。フレッツ光プレミアムは標準でIPv6通信を行っておりフレッツ網内〜加入者網終端装置(CTU)間をIPv6、インターネットからPCまたはルーター間はIPv4をトンネリングしています。この場合すぐにIPv6へ乗り換えることができるのですが、そのときはまた色々と問題が起こりそうな予感がします。(たぶんPCの通信パーツやソフトウェアの関係が引っかかるのではないでしょうか)


我が家にはいつIPv6はいるのでしょうか・・・。