イリジウム社衛星、ロシアの衛星と衝突、宇宙にデブリが大量発生したとのこと。ありゃま。

間寛平さんのアースマラソンの通信システムはこのイリジウム衛星電話を使用していてこちらにも影響が出ているようだ。(KDDIがついている。イリジウム携帯の日本窓口はKDDIのネットワーク&ソリューションズ部門。)
イリジウムは77個のコンステレーションで計画されていたためその番号から同じの原子「イリジウム」を名前につけられた経緯がある。現在は66個の衛星がメインで稼働し、予備機も数個ある。イリジウムのシステムはイリジウム衛星間でインフラを構築し、代表の衛星がアメリカの地上局と通信する。
サービス中の衛星が故障した場合そこを通るデータはしばらく通信できなくなると思われる。(瞬時にバイパスに切り替わるか不明のため)
また衛星の個数がインマルサット衛星電話より遙かに個数が多いからからといってエリアの柔軟性ははるかにいいことは確かではあるが地球規模をたった66個の基地局衛星でまかなっているので1つの衛星が故障などした場合、不接、または通信不安定エリアが想像以上のエリアで出ることは確かだと思われる。(一般携帯の1基10数キロの数十〜数百倍が衛星1基のエリアなので)

また通信以外のところにも影響が出る可能性あるとのことで、デブリがほかのデブリ、または衛星にぶつかり連鎖反応しそれを繰り返すとのこと。デブリは地球に落ちてくるときにほとんどが燃え尽きるが、衛星などには超高速の物がぶつかればそれで衛星が故障、またはデブリ化する。それ以降連鎖反応のエンドレス・・・となる。国際宇宙ステーションにも影響が出る可能性も考えられる。

あと一番問題になっているのが核エンジンで動いている衛星が在るのだがこれにデブリがぶつかりその衛星が地球に落ちてくる可能性もあるとの話も出てきているとのこと。
これが一番問題で、核エンジン保護ブロックは地球落下時の空気摩擦では燃え尽きないらしい。地球に到着してから核による汚染がおきるかもしれない。

何はともあれ、今回の事件は大なり小なり生活に影響が出てくるかもしれない・・・。