世界一危険なドメイン

McAfee社が年に一度、今年で三年目になる「Mapping the Mail Web」リポートを発表した。これには世界中でもっとも危険なドメイン及びもっとも安全なドメインが公表されている。
で、今年選ばれたもっとも危険なドメインカメルーンの「.cm」。アフリカ西海岸のこの小さな国が2009年中のもっとも危険なトップレベルドメインだそうだ。ここに所属する36.7%がセキュリティ上の危険を抱えているとのこと。またドメインが「.cm」が「.com」のタイプミスで使用されるためマルウェアを仕掛ける目的で詐欺師らがタイプミスをねらったサイトを立ち上げているとか。

また幅広く使用されている「.com」も決して安全ではなく、昨年は9位だったが今年は2位まで浮上しており、同サイトの32.2%がセキュリティ上の危険が有るとしている。

アドウェアスパイウェア、ウィルスなどの悪意のあるソフトウェアを配布するサイト危険度が高かったのがルーマニア所属「.ro」ドメインで21%が感染の危険が有るそうだ。「.info」ドメインは最もスパムメールにまみれているそうで17.2%がジャンクメールの発信に関わっているそうだ。

では反対に最も安全なドメインはどこか?答えは「.gov」、つまり政府機関である。次点で日本の「.jp」。

皆さんも海外サイト、又は海外サーバーにアクセスするときは時々ドメインを確認しましょう。
最も危険なトップレベルドメインは.cm--マカフィー調査結果 - ZDNet Japan