東海道新幹線、トラブルで東京〜大阪間が一時運転見合わせに。

小田原〜品川駅間の架線が故障、切れてしまった。これにより3100人が計5本の立ち往生した新幹線に閉じこめられた。長時間に渡り電力が回復しなかったため途中で安全装置用バッテリーも切れて車内放送もできなくなった模様。なお影響は14万9000人とのこと。
今回の原因は故障現場を直前に走っていた東京発名古屋行き「こだま659号」が影響の疑いがある模様。この車両の12両目のパンタグラフが破損し、部品が線路上で見つかったとのこと。架線側は主架線上部の「補助架線」が切れてしまったのが今回の原因。通常、パンタグラフ接触しない部分なので切れることは珍しい。なお、この切れた補助架線が火花を散らしたため線路脇の地面の枯れ草に燃え移ったとの情報もあった。また事故現場近くの目撃者の話によると何かをひいたかあたったような「バン」という大きな音がしたそうだ。

新幹線用電力電圧は2万5000ボルト。北陸本線と同じ電圧。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010012900865&j1
http://mainichi.jp/select/today/news/20100130k0000m040084000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100129/dst1001292146024-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100129/dst1001291927017-n1.htm