北陸電力 この夏の供給力不足のおそれ高まる

志賀原発2基が停止中の北陸電力の電力供給が、夏の電力需要ピーク時に足りなくなる恐れが高まっている。
これは北陸電力が供給力不足の際に融通を受けている福井県にある日本原子力発電の敦賀原発2号機がトラブルで停止したため。敦賀原発2号機は今月2日、冷却水の放射性物質の濃度が上昇するトラブルがおき、7日に手動停止。再起動までは最低でも1か月はかかる見通し。
北陸電力がこの夏見込んでいる電力の最大需要は526万キロワット。これに対し、北陸電力の供給力は、志賀原発が停止したままで535万キロワットだが、このうち敦賀2号機からの供給が38万キロワット予定されていてこの融通が受けられなければ、29万キロワットの不足となり供給力不足に陥るおそれがある。
一方で、国の原子力安全・保安院は東日本大震災後に実施した非常用電源の設置などの対策について先月25日に志賀原発の立ち入り検査を行い、今月6日には「適切に実施されている」と評価を発表している。

何も問題がなかったエリアだったのにいきなり計画停電対象エリアになってしまった・・・。orz　

http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20110510195522