NTT西日本の光LINKシリーズ「光ポータブル PWR-100F」をNTT西日本のフレッツ・スポット「WEB認証方式(IPoE)」で使う

コグニティブ機能を搭載したモバイルルーターとして名を馳せたNTT-Broadband Platform開発、バッファロー製造の「DWR-PG」「BF-01B」「PWR-100シリーズ」。ファームや表面表記が違うがほぼすべて同型と言えるもの(メーカーブランドによってSIMフリーの可/不可有り)である。
本日、私が使っているNTT西日本で提供している光ポータブル PWR-100F(なおNTT東日本の100DはSIMロック版)を使い、フレッツ・スポットWEB認証方式(IPoE方式)で、自動ログインできる設定を行い、確認をしてみた。
なおこの機種の詳細は下記リンク(ウィキペディア)にて確認してください。
DWR-PG - Wikipedia

ちなみにコグニティブ機能に関しても下記へ
コグニティブ端末 - Wikipedia

現在NTT西日本では今までのMACアドレス認証+PPPoEセッション能力+ISP契約要という方式をとっていたが、今年に入ってから無線をつないだ後に、ブラウザからIDとPWを入力することでネットに繋ぐことができる「WEB認証方式」の提供をし始めた。しかも今までの月額840円(税込)から210円(税込)に値下げされた。そのためフレッツ加入者であれば気軽に契約できるようになった。

しかし、いちいちWEBを開いて認証しないといけないわけで、少し面倒ではある。特に複数台情報端末を持っていたら、各端末から接続をしようとしたら料金が追加される。その対策としてフレッツ・スポット対応のポータブルWiFiルーターがあれば料金に関しては問題が無くなる。ルーターから1接続で済むわけだから。

が、問題が1つある。コグニティブ機能を持っているルーターは設定によってはスポットの電波を受信するとそちらと通信し始めてしまう。しかし、新フレッツ・スポットはWEB認証のため、その認証が行われないと外と通信ができないというトラップが発生する。
状況によっては気づかず接続が切り替わってしまし、通信ができていないということが起こりかねない。

何か対策がないか?と色々調べていたらやっぱり有りました。ということで下から方法を案内。


もともとPPPoE方式を使っていた場合は至って簡単。フレッツ・スポットの項目を修正してNTT西日本から届いている契約書に記載されている「フレッツ・スポット認証ID」と「フレッツ・スポット認証PW」を同じ場所に間違いなく入力し修正保存するだけ。


PWR-100Fへログインし「Internet/LAN」→「Internet(無線LAN)」を選ぶと下の状態になる。

一番下にある「登録無線LANプロファイル」の中から「FLET'S SPOT(NTT-WEST)」の修正ボタンを押すと設定を変更することができるので、「インターネット接続サービス(新幹線エリア等)」の「利用する」にチェックを入れると各ID・PWを入れる欄が現れるのでそこに「フレッツ・スポット認証ID」と「フレッツ・スポット認証PW」を入力し「修正保存」をクリックして終了。


なお、PPPoE方式を使用せず、WEB認証方式だけ設定する場合は「プロバイダー・ユーザー名」と「プロバイダー・パスワード」を適当に入力する。(なおこの方法はNTT西日本公式サイトでも案内されているwww)
あとは同じです。


正常につながれば本体の「WIRELESS」のランプが緑に点灯し、通信していた場合点滅します。


お試しあれ。
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