本日の北日本新聞より「曳き手の助っ人参上 公募に県外から4人・城端」

YahooWEBより。
5日に本祭が開かれた南砺市の国重要無形民俗文化財城端曳(ひき)山(やま)祭で、県外から一般公募で参加した4人が曳山の曳き手を務めた。城端を舞台にしたTVアニメ「true tears(トゥルー・ティアーズ)」のファンでつくる「真実の涙をもう一度」有志会が曳き手の高齢化や担い手不足を知り、同会ホームページで募集した。
参加したのは埼玉県吉川市から訪れた会社員(42)をはじめ会社員(32)=新潟県上越市=、会社員(29)=金沢市=、会社員(27)=静岡県沼津市。4人は、有志会メンバーで城端地域在住の男性(44)が、2年前から参加している西上町の曳山「竹田山」の曳き手に加わった。
有志会は3年前に結成。これまで曳山祭に合わせイベントを開いたり、城端の情報誌を発行するなど、住民と交流してきた。代表(34)は今年、空き店舗をファンのための所望宿とし、写真展を開くなどしており「愛する城端のためにイベントだけでなく、祭りそのものに役立ちたいと思った」と話す。
参加した男性さんは「体験してつくづく伝統の重みを感じた」と話した。西上町の町民らは「来年も来てほしい。感謝の気持ちを込めて表彰したいほど」と、4人に言葉を掛けていた。
■バスツアーで曳山堪能 県内外128人、庄川峡クルーズも
重要無形民俗文化財城端曳(ひき)山(やま)祭と春の庄川峡クルーズを楽しむバスツアーは5日、南砺市城端地域を中心に行われ、県内外のツアー客128人がしっとりとした祭り情緒を堪能した。
同市観光協会が祭りの素晴らしさを味わってもらおうと企画した。
一行はJR富山駅をバス3台で出発し、城端伝統芸能会館じょうはな座で夜の提(ちょう)灯(ちん)山などのハイビジョン映像を鑑賞した。引き続き祭りムードでにぎわう通りを散策。城端曳山会館特設会場で、曳山の解説と若連中の庵(いおり)唄(うた)をじっくりと聴いた。
庄川峡では遊覧船に乗って水面に映る新緑を満喫した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130506-00001006-kitanihon-l16