オーケストラアンサンブル金沢のコンサートに行ってきました。


クラシックは好きですが、仕事の関係などで聞く機会はあまりなく、OEK(orchestra-ensemble-kanazawa)を聞くのも久しぶりになります。

ということで今回はこれに参加した感想を。

公演が終了した後の音楽堂。

場所は石川県立音楽堂のコンサートホールで行われました。当日券も窓口に列が出来ている状態で、開演時には満席になっておりました。

声優さんお三方(島本須美さん、緒方恵美さん、伊藤かな恵さん)が順番にナビゲーターや歌われたり、組曲に参加されたりで(伊藤かな恵さんだけはナビゲータだけでしたが)とても楽しくいいコンサートだったと思います。

一番初めにあった交響組曲 風の谷のナウシカ島本須美さんが語りで参加され、映画「風の谷のナウシカ」のシナリオにそった曲と語りが流れていきます。戦闘シーンの爆発音以外は全てオーケストラで表現されていました。

その次は花咲くいろは関連としてnano.RIPEの有名曲「ハナノイロ」と「影踏み」が演奏されました。やはりOEK、迫力があります。

これらが終わった後にはアニソンメドレーがあるのですが、そのメドレーの一番最後に進撃の巨人でおなじみの「紅蓮の弓矢」が入っていたのですが、フルで演奏されました。コーラスの方もいらっしゃったのでとてつもない迫力がw
ちなみに、緒方産がこの曲を紹介した時は「今年の紅白にでる曲ですので、この曲が流れたらここできいたんだなと思っていただければ」とコメントしていました。

第一部終わって休憩挟み、第二部へ。ここからはエヴァンゲリオン関連曲です。

一番初めに「残酷な天使のテーゼ」が演奏されました。
ここで緒方恵美さんがいろいろとナビゲーターとして話していくのですが、他の作品(ナウシカや花いろ)は終わっているので裏話とかちょっとされていたのですが、エヴァはまだ継続中と言うことで箝口令が敷かれているので裏話はできないということで、いきなり「歌います」と言いだし、1曲歌われました。(曲名なんだったかな〜?)

その後もエヴァの曲を迫力のあるオーケストラで演奏されました。(定番の第九もあります)

最後、アンコールとして演奏されたのは「残酷な天使のテーゼ song by 緒方恵美」です。けど、この曲歌われる時、緒方さん歌い出し失敗して再度歌うことに。
そこはみんなして笑いましたよ。

また、裏話的は事ではありますが指揮者の志村健一さんが今回の曲目などいろいろと考えた用なのですが、曲目は大人の事情もあって選ばれた物だったとの事です。
近年、製作会社もアニソンやBGMに関して所有権の保護を進めているようで、演奏する許可を取るのに大変だったとか。特に紅蓮の弓矢に関しては日本屈指のオーケストラであるOEKだから許可をもらえたとか。それはすごいことですねぇ。

やはりアニメとクラシックの掛け合わせということで作品を知っていない人、クラシックを知らない人両方の方が楽しめた公演だったのでは無いでしょうか。

また来年やっていただけないでしょうか。