PR/RT/RV-400MI/440MIのファームアップが始まっているようです。
NTT西日本のホームページでは春頃から始まっているようですが、ここ最近にもアップデートがでています。
ひかり電話対応機器におけるインターネット(IPv6 PPPoE)接続について|フレッツ光公式|NTT西日本
ひかり電話ルーターのIPv6によるインターネット(IPv6 PPPoE)接続への対応について|フレッツ公式|NTT東日本
で、今回アップデートしてどうなるかというとIPv6 PPPoE機能、他の言い方をするとIPv6 PPPoEトンネルアダプタ機能が搭載される。つまり今までIPv6 PPPoE方式のISP契約している人はIPv6 PPPoEトンネルアダプタを購入し取り付けなければIPv6でインターネット通信が出来なかったが、今度からは購入負担がなくなるという。
で2014年9月現在で以下のISPがHGWのIPv6 PPPoE機能に対応すると発表している。
・IIJ4U(株式会社インターネットイニシアティブ) ・IIJmio(株式会社インターネットイニシアティブ) ・OCN(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社) ・ぷらら(株式会社NTTぷらら) ・So-net(ソネット株式会社) ・@T COM(アットティーコム)(株式会社TOKAIコミュニケーションズ) ・TNC(TOKAIネットワーククラブ)(株式会社TOKAIコミュニケーションズ) ・hi-ho(株式会社ハイホー)
で、今回のアップデートでちょっと気をつけないと行けない点がある。それはHGWアップデート後、対応ISPだと勝手につながるようなのだ。
なぜかってにつながる?それはHGWのIPv6 PPPoE機能はIPv4 PPPoEのアカウント情報をそのまま引用しているためなのです。
と言うことで、更新されたマニュアルより。(写真はPR-400MI機能詳細ガイドver1.50より)
<ご注意> •本機能は、ご契約のプロバイダがIPv6 PPPoE方式によるインターネット接続サービスを提供して いる場合にのみご利用いただけます。 •ご契約のプロバイダが、IPv6 PPPoE方式によるインターネット接続サービスを提供している場合、 IPv4 PPPoEおよびIPv6 PPPoEの2本のセッションが確立されます。本機能が不要の場合には下記の 設定方法に従って切断の設定を行ってください。 •本機能の設定は、「基本設定」−「接続先設定(IPv4 PPPoE)」のメインセッションの設定をも とに自動で行われます。
本機能は、ご契約のプロバイダがインターネット接続(IPv6 PPPoE)サービスを提供している場合のみご利 用いただけます。インターネット接続(IPv6 PPPoE)サービスを提供していない場合は、「待機中」と表示 されます。
セッション名 セッション名「IPv6セッション」は固定です。変更できません。 接続先名 接続名は、接続先設定(IPv4 PPPoE)の「メインセッション」で設定されている接続先名が表示されます。 変更できません。 接続先ユーザ名 接続先ユーザ名は、接続先設定(IPv4 PPPoE)の「メインセッション」で設定されている接続先ユーザ名が 表示されます。変更できません。
IPv4 PPPoEのアカウントを引用して設定され、そして独自のIPv6 PPPoEアカウントを変更することができないようになっています。
で、上に書いた通り、セッションを1つ消費します。つまりHGWから2セッションで接続することになりHGWのPPPランプが橙色(オレンジ色)点灯になります。まあついても問題はありませんが。
ただし1点だけ注意が必要です。元々フレッツ光ネクストはISPセッションが2セッションまでしかないので、今回のファームアップでIPv4とIPv6で合計2セッション使い切ってしまった場合、配下のPCやルーターからPPPoE接続をしてもつながらないという状況が発生します。その場合はHGWのIPv6 PPPoEセッションを切断するか、「フレッツ・セッションプラス(NTT東西)」を契約しセッション数を増やすかどちらかの対処が必要です。
お気をつけを。