9月27日の北國新聞朝刊より「音楽とせりふ一帯に 金沢出身の声優 能登麻美子 アニメ楽曲でコンサート『花咲くいろは』など4作品 来月4日、県立音楽堂 OEKと初共演」

金沢市出身の声優能登麻美子が、同市の湯涌温泉がモデル地となった「花咲くいろは」などピーエーワークス製作のアニメの楽曲を集めたコンサート(石川県音楽文化振興事業団主催、一般財団法人県芸術文化協会など後援)への出演を心待ちにしている。映像を用いず、オーケストラの演奏と劇中の台詞で名場面を再現する世界初演組曲に「私たちの声と芝居が音楽の一部になる。今までにない空間を体で感じて楽しんでほしい」と意欲を見せた。
能登花咲くいろはの輪島巴役を務めた。コンサートでは、松前緒花役の伊藤かな恵と共に司会を担当するほか、アニメの楽曲と台詞を組み合わせた「花咲くいろは組曲」に出演し、はつらつと明るい巴緒花の声で名作のシーンをよみがえらせる。
オーケストラとの共演は初めてという能登。音合わせは当日午前と、ぶっつけ本番に近い。慣れないステージにやや戸惑いはあるものの、「お客さんの反応やその場で起こる全てがライブ。どんなコンサートになるのかわくわくする」と楽しそうだ。
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のPOPカルチャーシリーズ第3弾として開催されるコンサートでは、「北陸青春3部作」として知られる「花咲くいろは」「true tears」「グラスリップ」に、「TARI TARI」を加えた4作品の楽曲を取り上げる。能登は「アニメのファンにも、OEKのファンにも楽しんでもらえるステージにしたい」と意気込んだ。
金沢市の県立音楽堂コンサートホールで10月4日午後2時に開場する。