1万人NO!マイカー（11月22日北國新聞朝刊）
金沢市は26、27日に実施する全市一斉「ノーマイカーデー」を今年初めて「1万人チャレンジデー」に定めた。土、日曜のマイカーでの外出自粛を呼び掛け、2日間で公共交通の利用者1万人を目指す。市民には公共交通の乗車券が当たる抽選や街頭キャンペーンで協力を求め、市民の「足」として公共交通の定着を図る。
金沢市は公共交通利用推進月間の毎年11月に「ノーマイカーデー」を設定し、バスや電車利用の意識啓発を続けている。ただ、これまではノーマイカーデーであっても交通量はあまり変わらなかったという。
市はまちなかの渋滞緩和を図るためにはマイカーから公共交通への転換が不可欠と考えており、今年は目標値を設定して、市民にバスや電車への乗車に協力してもらうことにした。
対象となる公共交通は、北陸鉄道と西日本ＪＲバスが運行する市内路線バスと、北鉄石川・浅野川両線。それぞれの車内に応募ハガキを設置し、IC乗車カード券「ICa（アイカ）」やJRバス回数券2千円分などが当たる抽選を実施する。
24日はJR金沢駅東口と香林坊アトリオ前で周知キャンペーンを行う。
市が2008年10月の日曜日に市中心部で実施した調査では、バス利用者は1日で約8100人だったという。
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