昨日の北國新聞朝刊より 「千里浜水浸し 砂浜侵食に大潮重なる」

羽咋市から宝達志水町にかけての千里浜なぎさドライブウェイが16日、一部区間で水浸しとなった。砂浜の侵食が深刻な千里浜海岸でこの時期に時折見られる光景で、進入規制の処置がとられなかったことから、水しぶきを上げて通過する車もあった。
海水浴シーズンのドライブウェイでは現在、ロープやポールで通行帯と駐車帯が分けられている。波は全線で時々、通行帯を洗った。
特に波が押し寄せたのは、浸食が激しい羽咋市千里浜町の出入り口一帯。通行帯では海水の中を走ることになるため、陸側に特設されている千里浜浜茶屋組合の有料駐車場を急遽開放して車を通した。
現在は大潮の時期に当たり、この日は高潮注意報が出され、西寄りの風で白波も立っていた。県羽咋土木事務所は侵入規制しなかったことについて「浜には朝から海水浴客など多くの車が止まっており、通行への浸水の影響も大きくないと判断した」としている。


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