本日の北陸中日新聞朝刊より「『花いろ』列車に新顔 のと鉄道」+苦言

のと鉄道穴水町)は九日、』アニメキャラクターを車体に描いた新しいラッピング列車の運行を始めた。
金沢市湯涌温泉を舞台にしたアニメ映画「花咲くいろは」の県内での九日からの先行上映に合わせて導入した。主要な登場人物で華やかに装飾されている。
作品にゆかりのある西岸駅などの沿線各地には、県内外のアニメファンらが大勢詰め掛けた。
今回のラッピング列車は昨年三月に登場した「いろは」の第一弾とマジンガーZに続いて三種類。担当者は「映画を見て列車にも乗ってもらえれば」と相乗効果を期待していた。
「いろは」の車両はいずれも来年5月31日まで運行する予定だ。

PC専用?⇒JPG形式(2MB)

さて、たったこれだけの記事、何もなければこれで終わりなのですが今回は苦言があります。この写真を撮影していた北陸中日新聞の記者が「列車の安全を損なう行為」をしていたという目撃証言が多数Twitterで上げられました。
目撃情報その1

目撃証言その2

目撃証言その3


簡単にまとめると、北陸中日新聞の記者が西岸駅で走行中の列車に対しカメラのフラッシュを使用し撮影していた。撮影者の一部が注意をするも「それはおたくらのルールでしょ」と注意を無視し、その後もフラッシュを使って撮影を続ける。その発言を受け、のと鉄道に確認し、フラッシュ利用は禁止と明言された事を伝えると「じゃあ、のと鉄道のルールであって、鉄道撮影の常識ではない」と発言し、「わかったわかった」と、はぐらかすような態度でその場所を後にしていったとのこと。

運行中の列車に対しフラッシュを利用しての撮影は安全運行を妨げるためやってはいけない行為である。
なおこれを証明するために何か情報は無いかとネット上を探していたらありました。しかもちゃんとした大手「西日本旅客鉄道JR西日本」が出している注意喚起です。
Youtubeの動画を一部キャプチャしました。

(書き出し)「鉄道ファンの皆様へ!列車を撮影する際は、黄色の線の内側へ!混雑時は、他のお客様に十分ご配慮ください。 お願い 列車運行の妨げとなりますので、列車到着・発車時の列車全面へのフラッシュ撮影はご遠慮ください。危険行為が発生した場合、列車は緊急停車することがあります。ご注意ください。」

(書き出し)「鉄道ファンの皆様へ!列車を撮影する際は、黄色の線の内側へ!混雑時は、他のお客様に十分ご配慮ください。 お願い 列車をお待ちのお客様のご迷惑となりますので、ホーム上での三脚による場所取りや黄色の点字ブロック上や乗車位置での三脚設置、混雑したホーム上での三脚使用はご遠慮ください。危険行為が発生した場合、列車は緊急停車することがあります。ご注意ください。」


ちゃんと書かれていますね。で、今回撮り鉄の方々はちゃんとマナーを守っていたそうです。この「北陸中日新聞」という会社名を名乗って仕事していた人だけがマナーを守っていなかったようです。しかも新聞記者なので撮影のプロです。それなのに注意されても安全運行妨害をし続けるという。あり得ないですね。
今回は事故になりませんでしたが、こんな人が居るといつ事故が発生するかわかりませんね。
皆さんも撮影する時は鉄道とか関係なくマナーや安全を守りましょう。