北國新聞朝刊より「お座敷列車、改装終了 美大生ら、活性化で会合」

穴水町のと鉄道穴水駅構内に保管されているお座敷列車「やすらぎ」の改装が終了した。21日は金沢美大生を招いて沿線活性化の会合が開かれた。
お座敷列車は、観光客の休息スポットや観光情報の発信拠点、イベントスペースなどとして活用されるため改装された。外装を塗り直し、天井板を張り替え、畳や障子を新調した。能登半島地震復興基金を活用した。
会合では、美大生ら8人が、のと鉄道沿線活性化策の一つとして、笠師保駅の活性化を話し合った。同駅は、男女の神が海で出会うとされている七尾市の塩津かがり火恋祭りにちなみ「恋火駅」の愛称を持つ。同駅を視察した学生から、駅舎をロマンチックに改装してはどうかなどの案が提案された。