本日の北國新聞朝刊より「『花いろ』全線全国へ 10都道府県で上映スタート ファンどっと」

金沢市の湯涌温泉を舞台のモデルにしたアニメの劇場版「花咲くいろは HOME SWEET HOME」の全国上映が30日、10都道府県の13館で始まった。東京の「新宿バルト9」では声優らの舞台挨拶が行われ、大勢のファンが「花いろ」の魅力を存分に味わった。
主人公松前緒花役の伊藤かな恵さん、鶴来民子役の小見川千明さん、輪島巴役の能登麻美子さんの声優3人と、アニメを制作したピーエーワークス（南砺市）の堀川憲司社長、安藤真裕監督が登壇した。
伊藤さんは「『私も頑張ろう』って思える。長く愛される作品にしたい」と語り、能登さんは「周りの人を誘って何度でもこの作品を味わって」と呼び掛けた。堀川社長は「いろいろな年齢層の人に見てほしい」と述べた。
七尾市出身で県内先行上映にも足を運んだ会社員（25）は「家族のつながりと主人公の頑張る姿が印象的だった」と語った。昨年3月に湯涌温泉を訪れた会社員（33）は「映画を見てもう一度、石川に行きたくなった」と語った。
「花咲くいろは」は県内4館でも上映されている。

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