本日の北國新聞朝刊より 「小松空港 展望デッキ来月無料 航空プラザと初の連携 誘客へ相互にPR」

小松空港ターミナルビルの展望デッキは8月の1カ月間、入場無料とする。空港に隣接する県立航空プラザと連携した初のPR活動も始め、空港や航空機を観光資源として活用し、小松のにぎわい創出を図る。
年間約3万人が利用する展望デッキの無料化は、空港ビルを管理する北陸エアターミナルビル(小松市)が企画した。入場料1人50円(3歳〜小学生は30円)が不要となり、夏休み中の子どもらが気軽に展望デッキに上がって、F15戦闘機やジャンボ航空機を見ることができる。
 展望デッキには、連携PR活動として航空プラザにある航空機や飛行機型大型遊具の写真を掲載した巨大ポスターを掲示する。「日本海側唯一の航空機の博物館」とされる航空プラザで、間近に飛行機が眺められることを紹介し、搭乗者らに来館を促す。
小松空港から約400メートル離れた航空プラザにも、空港ビルにある展望デッキや売店、レストランなどを紹介するPRコーナーを設置する。4月に大型遊具を設置した航空プラザは休日には約2千人が訪れ、前年度比2.5倍となっており、来館者が空港ビルに足を伸ばすきっかけとする。
小松市は8月、航空プラザ利用者を対象に、空港ビル関連の質問項目も含めたアンケート調査を実施して要望などを聞き取る。
北陸エアターミナルビルは「展望デッキの利用者を増やし、飛行機の離着陸を見てほしい」、航空プラザは「イベントなどでも連携していきたい」としている。


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