7月5日 北國新聞朝刊より 「商工会が萌えキャラ 南町のみなみちゃん」

南町通り商工会は4日までに、オリジナルマスコットキャラクター「みなみちゃん」を作成した。容姿はアニメの「萌えキャラ」のような愛らしい少女風で、商工会が発行する同庁の情報誌の表紙でデビューを飾った。キャラの詳しいプロフィルは伏せられ、これから同誌上で徐々に明らかにする予定で、ストーリー性のある展開で市民の関心を南町に引きつける。
大西さんデザイン
情報誌「南町.yom(ドットヨム)」第9号に初登場した「みなみちゃん」は尾山神社を背景に、猫の足跡模様の浴衣に身を包み、ポシェットを肩に掛け、愛らしい笑顔で招き猫のようなポーズを取っている。
月刊「北國アクタス」で2011年3月号まで漫画「おてんば珠姫さま!」を連載していた漫画家の大西巷一さん(38)=南町=がデザインした。
今年は同商工会の前身である「金沢中央發展會(かなざわちゅうおうはってんかい)」が1912(明治45)年に発足してから100年の節目。記念事業としてオリジナル切手を作成するため、商工会が大西さんにデザインを依頼したところ、「おてんば珠姫さま!」の主人公の珠姫さまと、みなみちゃんの二つの案が上がり、珠姫を切手に採用、みなみちゃんはマスコットキャラクターにすることにした。
「南町.yom」は3年前から年3回、各回2千部を発行しており、テナントや近隣住民に配布。11月発行の次号からも、みなみちゃんが季節に合わせた浴衣で表紙を飾り、誌面上でもさまざまな形で活躍する。
同商工会は反応を見ながら、みなみちゃんグッズの開発なども視野に入れていく。白尾秀人会長(62)は「南町への誘客の呼び水になってくれればうれしい」と話した。


100周年記念切手も完成
南町通り商工会は100周年事業で記念切手を完成させた。珠姫さまと尾山神社の神門が描かれており、80円切手10枚のセット。非売品で、同商工会の事業者に配布する予定となっている。


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